2015年11月1日日曜日

「Gloria」発音と日本語訳

 『Gloria』
栄光の讃歌

1.
グローリア イン エクシェルスィース デオー
Gloria    in    excelsis    Deo.
栄光    ~に   高い所             神に
「至高なる神に栄光、」

2.
エトゥ イン テッラー パークス  オミニブス     ボネー  ヴォルンターティス
Et   in   terra  pax   hominibus  bonae  voluntatis.
そして ~には 地    平和    人々に     良い    意思の
「地と善意の人々には平和。」

3.
ラウダームス  テー    ベネディーチムス テー
Laudamus  te.     Benedicimus te.
我々はほめる あなたを。  我々はたたえる あなたを。
「我らはあなたを讃え、 我らはあなたを祝福し、」

4.
アドーラームス  テー    グローリフィカームス テー
Adoramus te.       Glorificamus te.
我々は崇拝する あなたを。 我々はあがめる あなたを。
「われらはあなたを崇め、 われらはあなたを栄えさせ、」

5.
グラーツィアース アジムス  ティビ プロプテル マーニャム   グローリアム トゥアム
Gratias   agimus   tibi  propter  magnam  gloriam tuam.
感謝を 我らは行動する    あなたに ~のために   大きな    栄光    あなたの
「我らはあなたの大いなる栄光ゆえに感謝を捧げます。」

6.
ドミネ   デウス レークス チェレスティス、 デウス パテル オムニポテーンス
Domine Deus, Rex caelestis,   Deus Pater omnipotens.
主よ      神よ   王よ   天の、        神よ   父よ   全能の
「主なる神、天なる主君、      神よ、全能なる父よ。」

7.
ドミネ   フィーリー ウーニジェニテ、イェーズー クリステ
Domine Fili unigenite,   Jesu Christe.
主なる    子よ  唯一の、     イエス・キリストよ。
「神のひとり子、イェズス・キリストよ。」

8.
ドミネ   デウス、  アーニュス ディー、フィーリウス パトゥリス
Domine Deus, Agnus    Dei,   Filius   Patris.
主よ          神よ、     子羊よ    神の、   子よ              父の
「主なる神、神の子羊、父の御子よ。」

クィー      トッリス    ペッカータ    ムンディー、    ミゼレーレ   ノービス
Qui       tollis  peccata  mundi,   miserere   nobis.
~する人よ 取り除く  罪を         世界の、      憐れめ     我々を
「世の罪を拭い去り、われらを憐れみたまえ。」

9.
クィー      トッリス    ペッカータ  ムンディー、
Qui     tollis     peccata     mundi,
~する人よ  取り除く    罪を、    世界の
「世の罪を拭い去り、」

スシペ    デプレカーツィオーネム  ノストゥラム
suscipe  deprecationem   nostrum.
引き受けよ   願いを           我々の
「我らの祈りを聞き届けたまえ。」

10.
クイ  セデス  アドゥ  デクステラム  パトゥリス,  ミゼレーレ  ノービス。
Qui  sedes  ad   dexteram   patris,  miserere  nobis.
~する人よ 座る  ~に   右          父の      憐れめ   我々を
「神の右手に座し、われらを憐れみたまえ。」

11.
クォニアム  トゥ  ソルス  サンクトォス, トゥ  ソールス ドミヌス、
Quoniam  tu    solus   sanctus,    Tu   solus   dominus,–
~だから      あなたは 唯一の   神聖な、    あなたが 唯一の 主
「主のみ聖なり。主のみ、王なり。」

トゥー  ソールス アルティッスィムス,  イェーズー クリステ
Tu   solus   altissimus,    Jesu  Christe.
あなたが 唯一の   最も高い       イエス・キリストよ
「主のみいと高し。イェズス・キリストよ。」

12.
クム  サンクト  スピーリトゥ, イン  グローリア ディー  パトゥリス, アーメン。
Cum  Sancto  spiritu,   in    gloria   dei  patris,  Amen.
~と共にに 聖なる   霊     ~の中に   栄光    神の   父の   かくあれかし
「聖霊ともに父なる神の栄光のうちにあるイェズス・キリストよ。アーメン。」

次の演奏会ではヴィヴァルディの「グローリア」全12曲を歌えるよう練習中です。
というわけで、その発音・日本語訳をネットで解説を公開している方々のサイトから集めてきました。引用元は文末に記載しました。
カタカナ発音、本文、逐語訳、「日本語訳」の順で並べてあります。
 ラテン語は概ねローマ字読みで読めます。
 最初はラテン語なんてとんでもないと思いましたが、ボランティアの語源が、2行目の歌詞にも出てくるvoluntas(ヴォランタス、自由意思)であったり、意外と聞いたことがあるような気がする言葉がたくさんあります。
 そして意味も分からず歌ってても、リズム良く楽しくなってきます。
 仏教のお経は、内容が素晴らしいと分かっていても読んでいると眠くなってしまいますが、この差は何でしょう。

引用元

http://homepage3.nifty.com/m-kojima/latin.pdf
ラテン語文法と グノー第二ミサ 解釈と研究
フルトン男声合唱団 M・V

http://jfly.iam.u-tokyo.ac.jp/music/musica_sacra.pdf
ラテン語宗教曲、単語の意味と日本語訳
伊藤 啓 

http://pierres-blanches.tea-nifty.com/blog/files/missa-ordinarium-ver3.pdf http://blog.livedoor.jp/missa_ordinarium/ 
ミサ通常文のラテン語解説
コール・シャンティー

http://www2.odn.ne.jp/row/sub2/ordina/missa_ord.PDF
R&M合唱音楽研究所
ミサ通常文の発音と意味

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